転職や退職をするとき、もらえるお金があるのに申請しないまま終わってしまう人が意外と多いそうです。
わたしは40代後半で転職したとき、失業給付(失業手当)と再就職手当の両方を受け取りました。正直に言うと、最初は「自分が対象になるの?」というところから分かっていませんでした。
この記事では、実際に手続きをした立場から、この2つの給付金の仕組みと流れ、そして「早く再就職すると損」ではないという大事なポイントをまとめます。
※制度の条件や金額は変わることがあります。実際の手続きの前に、必ずハローワークで最新の内容を確認してください。
まず知ってほしい:この2つはセットで考える
| どんなお金か | |
|---|---|
| 失業給付(失業手当) | 退職後、次の仕事が決まるまでの生活を支えるお金。ハローワークで求職の申し込みをして受給する |
| 再就職手当 | 失業給付の受給期間を多く残して再就職したときに、お祝い金のように支給されるお金 |
この2つの関係が、実はとても大事です。多くの人が誤解しているのが次の点です。
「早く就職すると損」ではありません
失業給付は「働いていない期間」に対して支払われます。だから「早く決まると、もらえる期間が短くなって損なのでは?」と考えてしまいがちです。わたしも最初はそう思いました。
でも、そのために作られているのが再就職手当です。給付日数を多く残して再就職すると、残りの日数に応じたまとまった額が支給される仕組みになっています。
つまり、だらだら受給し続けるより、早く決めて再就職手当を受け取る方が、結果的に得になることが多いということ。わたしは活動開始から約1ヶ月で次の仕事が決まりましたが、再就職手当のおかげで「早く決めて損した」という感覚はまったくありませんでした。
わたしがやった手続きの流れ
- 退職後、会社から離職票を受け取る — これが届かないと手続きが始まりません。届くまで数週間かかることもあるので、遅い場合は会社に確認を
- ハローワークで求職の申し込み+失業給付の手続き — 離職票、本人確認書類、写真、通帳などを持って行きます。持ち物はハローワークのサイトで事前に確認すると二度手間になりません
- 説明会に参加する — 制度の説明を受けます
- 失業の認定を受ける — 決められた日にハローワークへ行き、求職活動の状況を報告します。これを繰り返しながら受給します
- 再就職が決まったら報告 — 採用証明書などを提出して、再就職手当の申請をします
正直、書類は多いです。でも、窓口の方が「次はこれを出してください」と順番に教えてくれるので、分からないまま行っても大丈夫でした。介護の手続きのときも感じましたが、公的な窓口は「知らない人が来る前提」で対応してくれます。
知っておくと得する3つのこと
① 自己都合退職には「待期・給付制限」がある
会社都合か自己都合かで、給付が始まるまでの期間が変わります。すぐにお金が入るわけではないので、退職後しばらくの生活費は手元に用意しておくと安心です。
② 再就職手当には条件がある
給付日数がどれくらい残っているか、就職先が前の会社と関係ないか、一定期間以上働く見込みがあるか——といった条件があります。内定が出た段階でハローワークに相談すれば、対象になるか教えてもらえます。後から「知らなかった」となるのが一番もったいないです。
③ 資格取得の費用が補助される制度もある
教育訓練給付金という制度があり、条件を満たすと資格講座の費用の一部が補助されます。「転職のために資格を取ろうかな」と考えている方は、申し込む前に対象講座かどうか確認してみてください。
まとめ:申請しなければ、もらえません
- 失業給付と再就職手当はセットで考える。早く決めても損しない仕組みになっている
- 離職票が届かないと始まらない。遅ければ会社に催促を
- 手続きは書類が多いが、窓口が順番に教えてくれる。分からないまま行って大丈夫
- 内定が出たら、すぐハローワークに相談。再就職手当の対象か確認を
- 制度は変わります。必ず最新情報をハローワークで確認してください
「自分が対象かどうか分からない」という理由で申請しない人が、本当に多いそうです。まずは聞きに行くだけでいいと思います。わたしもそこから始めて、結果的に2つとも受け取ることができました。
40代後半で転職を決めるまでの記録は40代後半のパート主婦が転職に成功した話に、転職で時給を上げた方法はパート主婦が転職で時給を200円上げた5つのコツに書いています。


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