奨学金って借金なの?給付型と貸与型の違いを親目線でわかりやすく解説

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奨学金って借金なの?給付型と貸与型の違いを親目線でわかりやすく解説

こんにちは、ずぼら主婦のわたしです。

「奨学金って借金になるんでしょ?」「給付型ってどうやって申請するの?」「うちの子は対象になるの?」

子どもが高校生になると、急に現実的になってくる奨学金の話。でも制度が複雑で、どこから調べればいいかわからない…という親御さんも多いはず。

今回は、奨学金の種類・給付型と貸与型の違い・申請のタイミングまで、親目線でわかりやすくまとめます。


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そもそも奨学金って何?

奨学金とは、大学・専門学校などの進学費用を国や機関が支援してくれる制度です。

大きく分けると2種類あります。

種類内容返済
給付型もらえるお金。返さなくていい不要
貸与型借りるお金。卒業後に返済が必要必要

「奨学金=借金」というイメージが強いのは、貸与型が長年主流だったから。でも近年は給付型奨学金が大幅に拡充されており、条件を満たせば返済不要でお金を受け取れます。


日本学生支援機構(JASSO)の奨学金

国内最大の奨学金機関が「日本学生支援機構(JASSO)」です。多くの学生がここの奨学金を利用しています。

① 給付型奨学金【返済不要】

2020年から始まった「高等教育の修学支援新制度」により、住民税非課税世帯・それに準ずる世帯の学生は給付型奨学金が利用できます。

世帯区分自宅通学自宅外通学
住民税非課税世帯月38,300円月75,800円
それに準ずる世帯(2/3)月25,600円月50,600円
それに準ずる世帯(1/3)月12,800円月25,300円

※大学・専門学校・短大によって金額が異なります。

さらに授業料の減額・免除も合わせて受けられるのが大きな特徴です。

ポイント: 「うちは非課税世帯じゃないから無関係」と思っていませんか?「それに準ずる世帯」の範囲は意外と広く、年収380万円程度までが対象になる場合があります。必ずシミュレーションしてみてください。

② 貸与型奨学金【返済あり】

給付型の対象にならない場合や、給付型に上乗せして利用できる貸与型です。

種類利息月額
第一種(無利子)なし2〜6.4万円
第二種(有利子)在学中無利子・卒業後に利息2〜12万円

第一種は成績・家計の基準が厳しめですが無利子。第二種は審査が通りやすいですが、卒業後に利息付きで返済が必要になります。


給付型奨学金の対象になるか確認しよう

家計基準のチェック

給付型の対象かどうかは「支給額算定基準額(マルチネット)」という指標で判定されます。難しく聞こえますが、ざっくり言うと世帯の収入と家族構成で決まります。

世帯構成の例目安の年収
両親・子ども1人(うち本人が大学進学)約270万円以下 ※非課税世帯
両親・子ども2人(うち本人が大学進学)約300万円以下 ※非課税世帯
ひとり親・子ども1人(本人が大学進学)約200万円以下 ※非課税世帯

「それに準ずる世帯」(一部給付)はこれより収入が高くても対象になります。

学力基準のチェック

高校の成績(評定平均)が求められますが、基準は「3.5以上」または「進学意欲・学習意欲が認められること」なので、特別優秀でなくても申請できます。


申請のタイミングと流れ

高校3年生の春〜夏が勝負!

奨学金の申請には「予約採用」という制度があり、高校在学中に申請しておくことができます。

時期やること
高校3年生・4〜6月高校での奨学金説明会に参加
高校3年生・6〜7月予約採用の申請書類を提出
高校3年生・9〜10月採否の通知が届く
大学入学後進学届を提出→振り込み開始

注意: 申請が遅れると間に合わないことがあります。高校の担任や進路指導室に早めに確認を!

入学後からでも申請できる「在学採用」

予約採用を逃しても、大学に入学してから申請する「在学採用」もあります。ただし採用時期が遅くなる分、振り込みも遅くなります。入学金・前期授業料の支払いには間に合わないことがあるので注意が必要です。


地方自治体・大学独自の奨学金も忘れずに

JASSO以外にも奨学金制度があります。

地方自治体の奨学金

各都道府県・市区町村が独自に給付型の奨学金を設けていることがあります。JASSOと併用できる場合も多いので必ず確認を。

確認方法:お住まいの市区町村の教育委員会や役所のウェブサイトで「奨学金」と検索

大学・専門学校の独自奨学金

進学先の学校が独自の給付型奨学金・特待生制度を持っていることもあります。特に私立大学は入試で優秀な成績を収めた学生に授業料免除などを行う制度が多く、合格後すぐに確認しましょう。

民間の奨学金(財団・企業)

企業や財団が提供する奨学金は給付型が多く、返済不要。ただし応募時期が限られていたり、選考が厳しかったりします。


奨学金にまつわるよくある疑問

Q. 奨学金を借りるとどのくらい返済が大変?

貸与型・第二種で月10万円を4年間借りた場合、総額480万円。金利や返済期間によりますが、毎月の返済額は1.5〜2万円前後・返済期間15〜20年になることが多いです。

「奨学金破産」という言葉が話題になったこともあり、借りすぎには注意が必要です。給付型で賄える部分は最大限活用するのが基本です。

Q. 親の収入が増えたら打ち切られる?

給付型奨学金は毎年収入確認(家計確認)があり、基準を超えると減額・打ち切りになる場合があります。

Q. 奨学金をもらいながらアルバイトはできる?

できます。ただし収入が一定額を超えると家計基準に影響することがあるので確認を。


今から準備できること

中学生・高校生の親がやっておくべきこと

① JASSOの「進学資金シミュレーター」で試算する

JASSOの公式サイトでは、世帯収入・家族構成を入力するだけで給付型の対象かどうかわかります(無料)。

② 学校の奨学金説明会に必ず出席する

高校から案内が来たら必ず参加。申請書類の作成サポートも受けられます。

③ 教育費全体の計画を立てる

奨学金だけでなく、NISAや学資保険、児童手当なども組み合わせた教育費計画を立てておくと安心です。

合わせて読みたい: 子どもの教育費の貯め方について詳しく解説しています。


まとめ:給付型を最大限活用して、貸与型は最小限に

奨学金は「借りるもの」というイメージが強いですが、今は返さなくていい給付型が大幅に拡充されています。

まずは給付型の対象かどうかを確認して、対象なら積極的に活用しましょう。給付型で足りない部分のみ貸与型を借りる、というのが賢い使い方です。

高校3年生の春には申請がスタートします。中学生のうちから情報を集めておくと、いざというときに慌てません。ぜひ早めの準備を!


最後まで読んでくれてありがとうございます!✨


※本記事は情報提供を目的としており、内容は執筆時点のものです。制度の詳細・最新情報は日本学生支援機構(JASSO)公式サイトまたは在籍する高校にご確認ください。

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