【体験談】ワイヤー矯正で歯を4本抜いた記録|費用80万円+毎月7,000円、保定をやめて後戻りするまで

歯の矯正

「うちの子、歯がガタガタで矯正が必要かもしれない」——歯医者さんにそう言われたとき、わたしは正直、驚きませんでした。自分自身も高校時代に4本抜歯してワイヤー矯正をした身で、同じような歯並びだったから、見ればわかったんです。

この記事では、子どもがワイヤー矯正で歯を4本抜いた経緯と、かかった費用のリアル、そして保定をやめてから起きた後戻りまでを、正直に記録します。3人の子で3方式を試した比較記事では触れきれなかった、1人目の話を深掘りします。

「それでないと治らない」と言われた歯並び

歯はかなりガタガタで、歯医者さんの説明は「抜歯をしないと、この歯並びは治らない」というものでした。歯を並べるスペースそのものが足りていない状態だったので、4本抜いてスペースを作り、そこにワイヤーで歯を動かしていく治療方針になりました。

抜歯と聞くと身構える方もいると思いますが、わたし自身が同じ経験をしていたので、「うちの子もこのパターンか」という納得の方が大きかったです。

費用の内訳:頭金80万円+毎月の調整料7,000円

支払いは、治療開始時に一括で約80万円。そこから月1回の通院ごとに調整料7,000円がかかり、これが小学2年生から中学2年生までの約6年間続きました。単純計算でも月々の調整料だけで50万円前後になるので、総額は100万円をかなり超えています。

※お子さんの矯正治療は、噛み合わせなど機能的な問題を治すためのものであれば医療費控除の対象になる場合があります。実際に対象になるかは税務署や歯科医院にご確認ください。

矯正中に大変だったこと3つ

痛みと食べづらさ。ワイヤーを締め直した直後は痛みが出て、しばらく硬いものが食べにくい状態が続きました。

装置が意外とすぐ外れる。ブラケットが取れてしまうことが何度かあり、そのたびに予定外の通院が発生しました。「壊れないように気をつけて」と言っても、育ち盛りの子どもには限界があります。

思春期の見た目の恥ずかしさ。ちょうど多感な時期と重なったこともあり、口を開けて金属が見えることを嫌がる様子がありました。本人が何かをはっきり言ったわけではありませんが、今振り返ると気にしていたのだろうと思います。

リテーナーをだんだんつけなくなった

装置を外したあとは、後戻りを防ぐための保定(リテーナー)をつける期間に入ります。最初はちゃんとつけていましたが、次第に「面倒くさい」という様子が増え、だんだんつけない日が出てくるようになりました。

一度サボりが続くと、歯に合わなくなってさらにつけづらくなる、という悪循環もあったと思います。特別な事件があったわけではなく、本当に「なんとなく、だんだん」という自然な崩れ方でした。

気づけば後戻りしていた

現在、下の前歯が少しずれています。他人が一目で気づくほどではありませんが、本人も家族も分かる程度には戻ってきました。100万円以上かけたことを考えると複雑な気持ちがないと言えば嘘になりますが、今のところ大きな問題は感じていません。

今後の方針:本人に任せる

今後については、これ以上こちらから何かをする予定はなく、本人が気になるようであれば、そのとき自分で歯科医院に相談してもらうというスタンスにしています。子どもが自分の歯に責任を持つタイミングも必要なのかもしれない、と今は思っています。

これから抜歯矯正を検討する方へ

抜歯を伴うワイヤー矯正は、費用も期間もかかる分、確実に歯並びを変えられる方法だと思います。ただ、装置が外れたあとの保定期間まで含めて「矯正」だということを、治療を始める前にもっと意識しておけばよかった、というのが正直な感想です。透明で目立たないインビザラインという選択肢を検討する方も増えていますが、抜歯が必要なケースかどうかは歯科医院での診断が前提になります。

よくある質問

Q. 抜歯は必ず必要ですか?
歯を並べるスペースが足りない場合に検討されることが多いですが、必要かどうかは歯並びの状態によります。歯科医師の診断で判断してください。

Q. 保定をやめるとどうなりますか?
個人差はありますが、うちの場合のように後戻りが起きることがあります。

Q. 矯正は保険適用されますか?
一般的な歯並びの矯正は自由診療(保険適用外)になることが多いです。詳しくは歯科医院にご確認ください。

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