大学受験にいくらかかる?塾・受験料・宿代の実額と「金銭感覚がバカになる」リアル【体験談】

子育て・教育費

「大学受験ってどのくらいお金がかかるの?」「塾代だけじゃないって聞いたけど…」

わたしは親として初めての大学受験を終えたばかりの母です。受験料と入学金は前もって準備していました。でも実際に始まってみると、そこに至るまでの費用が想定をはるかに超えてきました。この記事では、費用の相場データと、わが家のリアルな実額(塾代55万円、受験料だけで約40万円…)を合わせて、大学受験のお金の全体像をまとめます。

大学受験費用の全体像

費用の種類 目安
① 塾・予備校代 年間30〜100万円以上
② 模試・参考書代 年間5〜15万円
③ 受験料 1校あたり3.5〜3.8万円(私立一般)
④ 交通費・宿泊費 遠方受験の場合5〜20万円
⑤ 入学金・前期授業料 国公立約55万円〜・私立80万円〜

すべて合わせると、受験から入学までで100〜250万円になるのが現実です。

① 塾・予備校代【最大の出費】

タイプ 年間目安
大手予備校(河合塾・駿台など) 60〜180万円
個別指導塾 36〜120万円
映像授業(東進など) 36〜96万円
オンライン塾・通信教育 6〜60万円

【わが家の実例】うちの子は高2の2月に、部活の先輩の話を聞いて急に受験スイッチが入りました。「塾に通いたい」と言い出したとき、どこの塾にするかは本人に選ばせました(本人が決めないと通い続けられないと思ったからです)。選んだのは家から遠い大手の有名塾。通年の授業料で約55万円、プラス夏期講習・冬期講習、さらに遠いので交通費も……。やる気が出たところに水を差せないのが親心です。

② 模試・参考書・オープンキャンパス代

模試は1回4,000〜6,000円で、高3では年6〜10回受けるのが普通なので模試だけで3〜6万円。参考書・問題集・赤本で年間2〜8万円かかります。

【わが家の実例】参考書は「あれこれ調べては買ってほしい」と言われるたびに購入。夏には志望校(県外)のオープンキャンパスへ日帰りで行き、往復の新幹線代も。でも本人がすごく楽しそうに帰ってきて、モチベーションが目に見えて上がったので、これは良い出費でした。

③ 受験料【わが家は約40万円かかりました】

種類 受験料
共通テスト 12,000円(3教科以上)
国公立大学(二次試験) 17,000円
私立大学(一般入試) 30,000〜35,000円/校
私立大学(共通テスト利用) 15,000〜25,000円/校

【わが家の実例】うちは「浪人という選択肢はなし」の方針でした。だから全落ちだけは避けたくて、試験会場に行かずに合否が出る私立の共通テスト利用方式に大量に出願。3教科型・5教科型・7教科型と方式が細かく分かれていて、正直「私立大学の受験料稼ぎ、エグい」と思いながら、まんまとはまりました(笑)。超安全校も受験して、払った受験料は約40万円。予定を大幅にオーバーです。安全校・実力相応・チャレンジと組むと、受験料はどうしても膨らみます。

④ 交通費・宿泊費【宿は早い者勝ちです】

遠方受験は1校あたり2〜5万円(新幹線+宿泊)が目安。そして受験シーズンのホテルは争奪戦です。

【わが家の実例と教訓】志望校が県外だったので、受験する可能性のある大学の宿はとりあえず複数、早めに予約しました。第一志望の宿は早く押さえられたのですが、「共通テストの点が伸びなかった場合の受験校」の宿は出遅れて、露天風呂付きの部屋みたいな割高なホテルしか残っていませんでした💦 そして出願が確定したら、宿の取り直しとキャンセルを。この時期は逆にキャンセルも多く出るので、粘ると安くて近い宿に取り直せることもあります。キャンセル無料のプランを選ぶのが鉄則です。

⑤ 入学金・前期授業料【最後の山場】

入学時の支払い目安
国公立大学 約55〜80万円(入学金約28万円+前期授業料)
私立大学(文系) 約80〜130万円
私立大学(理系・医療系) 約100〜200万円以上

要注意なのが、第一志望の発表を待つ間に滑り止め私立へ「入学金だけ払って席を確保する」ケース。国公立に進学しても、私立に払った入学金20〜30万円は戻ってきません。これも受験計画に織り込んでおく必要があります。

番外編:体調管理費【財布のひもがバカになります】

データ記事にはあまり出てこないけれど、確実にかかるのがこれです。実はわたし自身、当時のセンター試験当日に高熱を出したトラウマがあり、同じ思いはさせたくないとピリピリしていました。わが家で受験期に買ったもの:

  • R1ヨーグルトを毎日(結果、風邪をひかずに完走したので効果はあったのかも)
  • 緊張するとお腹を壊す子なので、病院で過敏性腸症候群の薬を処方してもらう
  • 喉対策のマヌカハニー、ブドウ糖のゼリー飲料・ラムネ・甘酒、高麗人参茶
  • 空気清浄機まで新調

お店で「受験生応援!」「体調管理に!」のポップを見るとつい買ってしまう。普段なら「高い、コスパ悪い」と思うものでも、受験期は金銭感覚がバカになります。これは先輩母からの警告です(笑)。

トータルでいくら?モデル試算

費目 国公立合格(塾あり) 私立合格(複数受験)
塾代(高3の1年) 約80万円 約100万円
模試・参考書 約8万円 約10万円
受験料 約5万円 約20万円
交通費・宿泊費 約5万円 約15万円
入学金・前期授業料 約55万円 約100万円
合計 約153万円 約245万円

費用を抑えるポイント

  1. 受験校数は5〜7校が現実的。10校以上は費用がかさむ割に合格確率の改善が小さい(わが家のように共テ利用を積みすぎると受験料40万円コースです)
  2. 共通テスト利用入試は交通費・宿泊費の節約になる。会場に行かなくていいのは地方勢に大きい
  3. 奨学金・授業料減免を事前に調べる。日本学生支援機構の給付型(返済不要)や大学独自の減免制度。詳しくは:奨学金って借金なの?給付型と貸与型の違いを親目線で解説
  4. 自己管理できる子なら映像授業・通信教育で数十万円の節約も可能
  5. 宿は「受ける可能性がある」段階で早めに仮押さえ(キャンセル無料プランで)

まとめ:積み立ては高校入学と同時に

大学受験は、受験料と入学金「以外」の出費が想像以上でした。塾・講習・交通費・宿・体調管理——気づけば100万円級です。高校入学のタイミングから月3〜5万円の受験費用積み立てを始めておくと、受験期に「お金の心配で選択肢を狭める」ことを避けられます。教育費全体の計画はこちら:子どもの教育費、いつから・いくら貯める?

長くて不安な戦いでしたが、親にできるのは結局、体調と宿とお金の段取り、そして見守ることだけ。これから受験を迎えるご家庭を、心から応援しています。

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