「指しゃぶり、そろそろやめさせた方がいいのかな」「歯並びに影響するって本当?」——子育て中に一度は検索するテーマだと思います。わたしもそうでした。
わが家は3人の子どものうち2人が指しゃぶりをしていて、結果としてその2人とも出っ歯になり、後に矯正することになりました。この記事では、やめさせようとして失敗した方法、逆にたった一日でやめられたきっかけ、そして歯並びと矯正費用のリアルまで、正直に書きます。
※以下はあくまでわが家の経験談です。気になる場合は小児歯科や小児科で相談してください。
まず本音:指しゃぶりは、親にとって助かる面もあった
やめさせる話の前に、正直なところを書きます。子どもが小さいうちは、指しゃぶりをしてくれると助かることが多かったんです。
- 眠くなると指をしゃぶりながら、自分で寝てくれる
- 転んだとき、驚いたとき、指をしゃぶって自分で気持ちを立て直せる
指しゃぶりは、子どもにとって自分を落ち着かせる手段でもあります。だから「絶対にダメ!」と頭ごなしに取り上げるのは違うと思っていました。難しいのはやめさせる「タイミング」なんですよね。
いつまでなら大丈夫?
一般的には、3歳頃までの指しゃぶりは自然な行為とされ、成長とともに自然に減っていく子が多いと言われます。一方で、4〜5歳を過ぎても続く場合は歯並びやかみ合わせへの影響が指摘されることが多いようです。
ただ、これは月齢や個人差、指の入れ方(強さ・向き)によっても変わる話です。わが家の実感としても、「何歳まで」より「どれくらい強く吸っているか」の方が影響しそうだと感じました。心配なら、健診のときに歯科・小児科で聞いてみるのが確実です。
【失敗編】わが家が試してうまくいかなかった方法
習慣になったものをやめさせるのは、本当に難しいです。ストレスにならない範囲で、こんなことを試しました。
- 声をかける——「やめようね」と言っても、無意識にやっているのでその場だけ
- 眠くて指を入れるタイミングで手を握る——握っている間はいいのですが、寝入るとまた戻る
- からしなど刺激のあるものを指に塗る——定番の方法ですが、うちの子には効きませんでした
- 絆創膏を貼る——すぐ取ってしまう
どれも「その場しのぎ」で終わり、根本的にはやめられませんでした。同じことをやって効かなかった方、けっこう多いのではないでしょうか。
【成功編】効いたのは「第三者の声かけ」でした
結果的にわが家の下の子がやめられたきっかけは、親以外の人からの一言でした。
近所の公園でよく一緒になるお母さんが、歯科衛生士さんでした。指しゃぶりをしているうちの子に、その方が優しい口調で「やめようか。歯によくないよ」と話しかけてくださったんです。
そうしたら——その日から、ぴたりと指しゃぶりをしなくなりました。2歳くらいの頃です。あれだけ何をやってもダメだったのに。
親が毎日言うと「またか」になってしまうことも、よその大人が優しく言うと、すっと入る。子どもって不思議です。もし身近に保育士さん・歯科衛生士さん・祖父母など、頼めそうな人がいたら、一度お願いしてみる価値はあると思います。ポイントは怒らず、優しい口調で言ってもらうこと。
ちなみにもう一人の子は苦戦しましたが、ある程度大きくなったら自然とやめられました。焦らなくてもいずれ終わる、というのも一つの事実です。
【結末】歯並びへの影響と、その代償
正直に書きます。指しゃぶりをしていた2人とも、出っ歯になりました。特に上の前歯2本が前に出る形です。
そして、その2人ともが後に矯正をすることになりました。
| 治療方法 | 費用の実額 | |
|---|---|---|
| 1人目 | ワイヤー矯正(小2〜中2) | 100万円超 |
| 2人目 | マイオブレース(小児用マウスピース) | 約1.5万円+診察代 |
指しゃぶりの金銭的な代償は、決して小さくありませんでした。特に1人目のワイヤー矯正は、6年間で100万円超。もっと早く手を打っていれば、とは思います。
ただ——因果関係を断言することはできません。わが家は子どもたちの顎が小さく、そもそも歯が並ぶスペースが足りない体質です。指しゃぶりをしていなくても、歯並びは悪かった可能性が高い。「指しゃぶり=必ず出っ歯」ではありませんし、逆に「指しゃぶりしても大丈夫」とも言えない。そこは正直なところです。
もし歯並びが気になり始めたら
ひとつだけ、経験から強く言えることがあります。歯並びの相談は、早い方が選択肢が多いです。
わが家の2人目に使ったマイオブレースという小児用マウスピースは、約1.5万円で出っ歯が改善しました。ただしこの方法は「歯が生え変わる前(目安3〜15歳)」しか使えません。悩んでいるうちにその時期を過ぎると、選べるのは数十万〜100万円コースの矯正だけになります。
3人それぞれ違う方法で矯正した記録は、費用の実額つきでこちらにまとめました:子どもの歯列矯正どれを選ぶ?ワイヤー・マイオブレース・インビザラインを3人で全部やった母の比較
まとめ:同じことで悩んでいる方へ
- 指しゃぶりには、子どもが自分を落ち着かせるという役割もある。頭ごなしに取り上げなくていい
- からし・絆創膏・手を握る——わが家では効きませんでした(効く子もいるとは思います)
- 効いたのは、親以外の人からの優しい一言。頼めそうな人がいたらお願いしてみて
- もう一人は自然にやめた。焦りすぎなくても大丈夫
- 歯並びが気になり始めたら、早めに歯科へ。生え変わり前なら安く済む選択肢があります
わたし自身、子育てで悩んだときは「同じ経験をした人はいないかな」と検索して、見つかると妙にほっとしていました。この記録が、どなたかの「うちだけじゃないんだ」になればうれしいです。


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